猫アレルギーである人は世界の成人の5人に1人いるとされていますね。

うちの子の猫種はメインクーンです。大きな懸念となっているのが猫アレルギー問題。メインクーンは長い毛で有名なアメリカ、メイン州原産の品種です。長い間、メイン州の厳しい自然と寒さに適合するように長い毛と大きな体を兼ね備えてきました。
このような長毛種の猫だと特にアレルギーについては敏感になってしまいます。
私自身目のかゆみが一時期酷く、対策には苦労しました。
今回の記事では猫アレルギーについての情報・対策法をお伝えしたいと思います。
そもそも何が猫アレルギーを誘発するのか?
日本では猫アレルギーを持っている人が10人に1人いるとも聞いたことがあります。
そもそも猫の何がアレルギーを誘発するのでしょうか。
多くの人が猫アレルギーの主原因は猫の毛であると誤解しているような気がします。実際に猫アレルギーの原因となっているのは猫の唾液や尿、鱗屑(ふけのようなもの)に含まれる、Fel d 1と呼ばれるタンパク質です。猫がグルーミングをするときに毛を舐めますよね、そのときアレルゲンが広がってしまうのです。その結果として免疫が過剰に反応してしまう人が撫でるとアレルギー反応として現れます。
例えば筆者の愛猫であるメインクーンなどの長毛種が特別にFel d 1を多く排出するわけではなく、他の猫種と同じくらいアレルギーを起こす可能性があるということです。
とはいえ毛が多いということはそれだけアレルゲンに触れる機会も多くなるかもしれません。しかし、適切なケアをし清潔に保つことである程度予防することができます。猫アレルギーになりにくい猫種というのも確かに存在していて、長毛種の中でもロシア原産の猫であるサイベリアンは他の猫種よりもFel d 1を排出しないといわれています。
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猫アレルギーの一般的な反応
アレルギー反応として一般的なものとして
・目の痒みや涙目
・咳やくしゃみ
・鼻水・蕁麻疹
・発熱・皮膚の炎症
等が挙げられます。
筆者も若干猫アレルギー傾向があり、抱っこした後などくしゃみが出ることがよくあります。一時期は目のかゆみに悩まされました。
一時的に抗ヒスタミン薬で対処したが…
筆者も現在はあまりありませんが、一時期はアレルギー反応が強く、蕁麻疹が頻発していた際に抗ヒスタミン薬をよく使用していました。
初めに服用したのはレスタミン。非常に効果的でしたが、もう眠すぎて…服用した数時間後には眠気で倒れていました。この薬は第1世代の抗ヒスタミン薬で、比較的速効性で作用時間は短いですが、人によっては眠気で集中力が全くなくなります。
これ以降アレグラやロラタジンなどの第2世代の抗ヒスタミン薬を服用するようにしました。(第2世代はの抗ヒスタミン薬は眠気を誘発しづらいです。) 特にアレルギー反応がひどい場合は市販薬を試すか、耳鼻科クリニックに行くと良いでしょう。
根本的な猫アレルギーの対策4つ
上記に挙げたものは対処法に過ぎません。
猫アレルギーを根本的に改善するためには、部屋の中のアレルゲンを減らすことが重要となります。
1 部屋を清潔に保つ
先程も述べたように、猫の毛や鱗屑はアレルゲンになりうるので定期的に掃除をしましょう。週に一回以上は掃除機をかけるとともに、コロコロを使ってソファや布、服の毛を取りましょう。
猫アレルギー対策掃除機の選び方
掃除機や空気清浄機を選ぶにあたって重要なことHEPAフィルターを使用したものであること。
HEPAフィルターとはHigh Efficiency Particulate Air Filter の略で、超高性能の目が細かいフィルターのことです。
このフィルターを使うことで花粉よりもはるかに小さい猫のアレルゲンをもキャッチすることができるのです。
確実にお勧めできる掃除機 Miele – Compact C2 SDBO 4 Cat & Dog
ドイツのメーカーであるミーレ社の掃除機が断然おすすめとなっています。
知人からもこの掃除機を使ってからアレルギー反応が少なくなったとの声を聞いています。とにかく吸引力が凄まじいです。
メリット
- EN 1822/2011に準拠するHEPA13等級を搭載
- 0.3μm以上のチリやホコリなどの微粒子を99.95%以上集塵
- ペットオーナー向けのモデルなので活性炭入りフィルターで匂いを抑える等対策がなされている。
- ハウスダストアレルギーのある人に適用。
- シンプルなビビットカラーがおしゃれ
- 吸引力の割に静か
デメリット
- 重さ メリットとデメリットは表裏一体です。ドイツでは20年持つ頑丈な掃除機として有名ですが、少々重いと感じる人も。
コスパで選ぶなら APOSEN 10000Pa
この掃除機はHEPAフィルターに加えてサイクロンシステムを採用しています。「ゴミ」と「空気」をはっきり分離するため、ゴミを吸い取るだけではなく空気を清浄する効果もあることが特徴的。微細な粒子を99%捕らえることができ、結果的に綺麗な空気を排出します。
また、低騒音設計になっており、近未来的なルックスも👌
デメリット
・HEPAフィルターの濾過能力に一抹の不安が残る
2 空気清浄機を使う
掃除機をかけることでソファや絨毯に付着しているアレルゲンを取り除いたとしても、空気中に舞ったアレルゲンを取り除くことはできません。そこで空気中のアレルゲンを取り除くのに役立つのが空気清浄機。空気清浄機を選ぶ際に基準となるのは
- HEPAフィルターを搭載していること
- 加湿機能のある空気清浄機であること
加湿を行うことで、鱗屑などのフケはより落ちやすくなるため、加湿機能のある空気清浄機である必要もあります。
この基準を満たしている加湿器を紹介します!
コスパ・性能ともに最強か シャープ プラズマクラスター 7000 KC-H50-W

- 消費電力:最大約54W
- 運転音: 約52dB
- 清浄時間:8畳 12分
- 空気清浄適用床面積(目安):23畳まで
- センサー:ニオイ、湿度、温度
加湿空気清浄機の中では最もリーズナブルな商品の一つ。シンプルで飽きのこないデザインもいいですね。
もう少しお金が出せる、という方はハイグレードモデルのプラズマクラスター25000にするとより良いでしょう。
違いは下記のようになっています。
プラズマクラスター25000搭載モデルの場合、プラズマクラスターパワフルショット運転を使って付着した排せつ物臭をスポット消臭できたり、「COCORO AIR」アプリにペット(犬、猫)の名前を登録をして「ワンちゃんおまかせ」運転または、「ネコちゃんおまかせ」運転のいずれかのペット専用運転モードが使えるようになるようです。
詳しくは公式ページで見てみてください:『ペットとの暮らしにシャープをおすすめする理由』
アプリで管理できるのは嬉しいですね。消臭機能もあり、飼い主さんには下のアップグレード版の方がより適していますが、そこはお財布と相談しましょう。
3 愛猫にブラッシングを行う
メインクーンなどの長毛種の場合は特にブラッシングを怠ってはいけません。目安として筆者の場合は週に3回ほど行うようにしています。ブラッシングを怠らなければ抜け毛を可能性を9割まで防止し、ヘアボールを出来にくくしてくれます。ブラッシングにおすすめなのは圧倒的にファーミネーター!
このファーミネーターを使うこと無駄毛がごっそりと取れます(笑)
4 お風呂に入れる
お風呂については賛否両論あるとは思いますが、私は2ヶ月に1回は入れ、シャンプーをしてあげています。

特にメインクーンは水好きといわれていますが、うちのふーちゃんは最初は怯えて大変でした。しかし、何回か繰り返すうちに慣れてきました。子猫のうちからお風呂に慣らしておくとスムーズにいくようです。お風呂に入れることで余分についたフケや唾、無駄毛を落とすことができるため、アレルギー対策の一つとなるでしょう。
おしゃれなパッケージのシャンプー。低刺激性で評価もよくおすすめです。いい匂いになります。
以上が猫アレルギー対策についてでした。参考になると嬉しいです!
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