結論からいうと、多くの野良猫が人に懐きますし、ペットにもなりうるでしょう。
では猫に好かれやすい特徴とはそもそもどんなものでしょうか。
猫に好かれる人・懐かれる人の特徴
- 静か
- 背が低め
- 声が高い女性等
背が低めの女性が好かれやすいというのはより安全だと感じるからです。また、比較的高めでソフトな声の方が猫にとっては心地よいようです。
男性より女性の方が好まれる?!
研究によると猫は男性の飼い主よりも女性の飼い主の方に積極的にコミュニケーションを取るということが明らかになっているようです。
理由としては単純で女性の方が猫と一緒に過ごす時間が多いからだそうです。好意の返報性は猫と人間との関係性にも当てはまるようです。
猫のことをかまってあげる方が好かれるんですね。注意を向けてくれる人に対して猫はその分の愛情に応えようとするようです。猫に興味のない人の方が好かれるものだと思っていました。これは女性の方が猫と積極的に触れ合いたいという思いが強い傾向にあるということですから、男性も同じように猫に注意を向ける時間を増やすことで好かれる可能性が上がるということです。
積極的にコミュニケーションをとり、それぞれの猫のニーズや気持ちを察することのできる人が好かれるといえるでしょう。
子供は好かれない?!
子どもは猫に好かれないことが多いようです。というのは子どもは好奇心旺盛で、段階を踏まずに猫を積極的に触ってしまうからですね。さらに大きな声で泣くこともあり、自然と猫を怖がらせてしまうことが多いようです。
野良猫を懐かせるには?
#1 まず最初にするべきことはしゃがんで静かに動かないようにしましょう。まずは存在を認めてもらうだけで良いのです。野良猫から信用を勝ち取るためには、猫を傷つける存在ではないことに気づいてもらう必要があります。
#2 猫は高い声を自然と心地よい声だと認識するようです。ですので猫にアプローチする際には驚かせない程度に優しい声をかけてみましょう。
#3 暫くじっとしていて猫が自分からくるようになったらそっと手を伸ばしてみましょう。高い確率で匂いをあなたの嗅いでくれると思います。
#4 慣れてきたら触ってみましょう。猫を触るときは頭部や首周りを中心に触るようにしましょう。
強い匂いのする香水等を身につけないようにする猫は匂いに敏感です。特に柑橘系の匂いには気をつけましょう。
私自身の経験
私自身捨て猫を保護した経験がありますが、保護した当時の推定年齢は約6ヶ月でした。
最初は風邪をひいており慣れませんでしたが、次第に人に慣れ今では非常に人懐っこい子になりました。
サバトラと外見は日本特有のサバトラと洋猫のミックスのように見受けられますが真相はわかりません。
その後祖父が保護し、幸せになってもらいたいとの願いからさっちゃんと名付けられました。

年齢との関係
私たちが保護した猫は子猫だったので懐くのも早かったのではないかと予想されます。
猫の年齢が上がってくると社会化が少々難しくなってくるという可能性はあります。
性格との関連
私の兄の猫はブリーダーから引き取ったノルウェージャンフォレストキャットでしたが、野良猫ではないのに全くといっていいほど懐きません。最近は懐くというよりは慣れるといった方が正しいのではないかと思います。人間にも内向型の方や外交的な方がいるように猫の性格や外交性についても個体差が大きいように感じられます。
まとめ
純粋に野良猫として生まれる猫よりも、飼い主によって捨てられた猫や、迷い猫の方が多いのではないでしょうか。なので野良猫が懐くことはありますし、その過程でペットとして迎えることもできるでしょう。ただ覚えておきたいことは、年齢が上がるにつれ人間に慣れることが難しくなるということ。社会化は可能ですが時間がかかる場合が多いようです。焦らずに時間をゆっくりかけましょう。
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